国交省が特殊車両の走行規制(D条件:夜間条件)を緩和する方向で検討していることを日本経済新聞(10月26日)が報じました。
軸重が重い大型車両については、一部の橋で走行時間を午後9時~午前6時に限定しており、これにより特殊車両許可においては「夜間限定(21時~6時)の通行許可」となっています。この夜間限定の時間を2024年4月から条件付きで「午後8時~午前7時」までに2時間広げる方向での実現を目指すとのことです。
これにより全国で規制対象となっている4.3万カ所の橋のうち4割ほどで走行可能な時間帯が広がる効果が期待されるとの事
また、幅3メートルを超えるなど一定の大きさがある車両が交差点を通過する場合も同様の制限がありますが、これも近年の車両において旋回性能があがり最小回転半径が小さくなっていることから、一定の性能を満たせば時間制限をなくす方向とのことですので、今後の情報発表での詳細を待ちたいと思います。